アウトライナー使い始めてみた
Amazonプライム会員のsmithです。1年半以上blogを放置していましたが遂に更新のときが参りました。今回はkindleオーナーズライブラリーにある「アウトライン・プロセッシング入門」のレビューになります。
アウトライン・プロセッシングとは
一言で言えばアウトライン機能のあるアウトライナーを使って物事を考えようってこと。アウトライン機能とは大きく分けて2つの型があり、ひとつはトップダウン型、もうひとつはボトムアップ型。それぞれの簡単な説明は以下のとおり。
トップダウン型
この型ではまず見出し(例えば「現状」、「問題点」、「解決策」)を作成し、そのあとに見出しに対する具体的な事象を肉付けしていく。この型は卒論を作った時に使ったなぁってイメージ。全体像を把握してから肉付けしていく。ただこれは型にはまってしまって面白いこともあまり面白くかけなくなっちゃうジレンマが出てしまうことがデメリット。文章をそんなに書くわけじゃないからそもそも面白い文章を書けませんが。
ボトムアップ型
対するこの型はトップダウン型でいう肉付け部分を先に一気に書き出して、そのあとに文章毎に何が言いたいのかっていうのをカテゴライズする型。アナログ的な方法でいうとカード1枚に対して思っていることを1つ書き出してたくさんのカードを作成。それを好き勝手並べ替えてああでもないこうでもないいってこねくり回すこと。クリエイティブな感じが出てます。
伝わっていないかもしれないけどこの2つの型が基本形。そしてアウトライナーを使ってこれをシェイクします。
シェイク!
シェイクとはトップダウンとボトムアップを好き勝手にいったりきたりすること。それを行うことで型にはまりそうなことをぶち壊し、ぶち壊しすぎてカオスになった状況を落ち着かせる、という相互作用をもたらすわけです。詳細は本を読んで。
アウトライナーについて
アウトライン・プロセッシングについてはわかった。じゃあどのツールを使うのか。私はTree2っていうのを使ってみました。ほかのアプリがどうかはわからないですが、普通にアウトライナーです。はい、それだけです。ほかのアプリと比較する気などございません。
なぜ使ってみようと思ったのか
最近小説以外の本も読むようになってきたのですが、読んでる時は楽しいんだけど読み終わってから特に知識として残っていないのがいつも気になってたんです。そんなときにkindleオーナーズライブラリーにあったこちらの本を読んで役立つかなって思ったのです。あとアナログな本は読み返すことができるんですけど、オーナーズライブラリーにあるのは月1で無料で本を読めるんですけど新しい本を買うときに古い本を返さなくちゃいけないんですよ。それが嫌で嫌で。メモ帳にメモすることをやってみたけどあまり定着せず。これを機会に読書録をアウトライナーでつけていこうと思います。
というかただ思いつきを書くだけでも面白い!
とまあ、アウトライナーを使ってblogを書こうと思ったけど無理です!
見出しくらいは適当に考えたけど今打っている文章は思ったことを適当に入力して、入力に飽きて、見出しが1つ消えるという事態です。でも新しい手法を使うのは面白いし、ただ思ったことをアウトライナーに入力するのは結構面白い。
書籍の中で印象に残った一文は「文章のリズムとメロディをコントロールする」です。物書きになるつもりもないので、blogはなんとなくの構成をアウトライナーで考えてあとは気がむくままでいいかなって思ってます。読書録としては完成度を高めていきたいなと思うので、アウトラインが公開できるのであればいつか「読書レビュー アウトラインをみてください。以上」みたいなこともしてみたいですね。シルバーウィークも折り返し。積本している本たちをじっくりと読んでいきます。